課題
最小発注量で発注しても、販売数が低調で長期間在庫を抱えることになってしまう商品はありませんか？
使用期限が迫るにつれ原価を下回るような価格で販売したり、それでも売り捌くことができない場合には、やむなく廃棄するケースもあるのではないでしょうか。
従来の発注では、発注の時点ではどの商品が過剰在庫のリスクが高いか明らかではなく、
入荷後しばらくして販売数が低調な商品が判明するというケースも多々あります。
入荷から期間が経つにつれて、売り切る手段も限定されていきます。
アルファ発注による解決方法
α-発注は、発注に注意が必要な商品を検知してアラートを表示する「異常販売パターン検知機能」が実装されています。
長期間在庫を抱えると予想される商品に対しては、「発注過剰注意」のアラートが発注の時点で表示されます。
アラートには「3～6ヶ月分」「6～12ヶ月分」など、売り切るのに必要な期間の目安も併せて表示されます。
売れ残る可能性がある商品だということを発注の時点で把握できるため、様々な対策を検討することが可能です。
具体的な導入効果
日用雑貨を取り扱うEC事業者様では、最小発注量で発注しても長期間在庫を抱えることの多い商品を複数抱えていました。
商品の取り扱いを取り止めることは検討していなかったため、使用期限が近づく度にセールを行うなどしていましたが、
使用期限が切れるまでに売り捌き切れないことも多く廃棄ロスが生じており、改善の必要がありました。
α-発注を導入して「発注過剰注意」アラートに着目して発注を行うことで、発注の時点で過剰在庫リスクの高い商品を把握できるようになりました。
また、売り切るのにどの程度の日数がかかりそうかということについても把握できるようになったため、
売れ行きのいい他店舗へ在庫を移動させたり、以前よりも早いタイミングから段階的にセールを行うなど、
売り捌くための手段を増やすことができました。