自動発注とセンターロジ導入で発注件数18%削減。スタッフが"現場に立てる"店舗運営へ
AUTOBACS France SAS


社名
AUTOBACS France SAS
業種
オートバックス店舗運営、カー用品販売
商材種類
カー用品・自動車関連サービス
所在地
フランス(254 ter, boulevard du Havre 95480 Pierrelaye)
課題
属人化の解消、発注精度の向上
導入効果
発注件数
年間約3万件/店舗 → 18%削減
年間発注件数18%削減
属人化の解消
経験依存のばらつき → 精度担保・発注漏れゼロ
安定した発注精度へ
在庫最適化
過剰在庫が発生 → 仕入れ・在庫精度の向上
仕入れコストの最適化
課題
- 1店舗あたり年間約3万件(年間約7,000時間)の発注が発生し、非常に大きな作業負荷となっていた
- 発注作業に多くの時間を取られ、店頭・接客業務に十分な時間を確保しづらい状況が続いていた
- 各店舗がサプライヤーへ小ロットで直接発注していたため、配送コストが高止まりしていた
- 発注担当者の経験・判断のばらつきにより、欠品・過剰在庫のリスクが大きかった
解決策
- センターロジの導入検討と合わせて、発注業務の自動化を本格的に検討開始
- フランス企業3社、日本企業3社の計6社と商談し比較検討
- 「自動発注とは何か」という概念から説明を始め、店舗スタッフ・本社バイヤーが抱える心理的不安を丁寧に解消
- 日本語UIの課題はブラウザ翻訳を活用し、現場運用に支障ない形で浸透
導入担当者インタビュー
プレジデント 劉様
「α-発注」導入前はどのような課題がありましたか?
まず大きかったのは、店舗ごとに行っていた発注と配送の仕組みそのものが非効率だったことです。
当時は、8店舗それぞれの担当者がサプライヤーに直接発注し、小ロットで店舗ごとに配送されるため、物流コストがかかってしまう仕組みでした。
また、店舗の発注担当者の負荷も非常に大きく、1店舗あたり年間約3万件、時間にして約7,000時間もの発注作業が発生していました。スタッフは事務所で発注業務に多くの時間を取られ、接客や売り場での業務に時間を割きづらい状況になっていました。
さらに、発注は担当者の経験値に依存していたため、判断にばらつきが生じ、欠品や過剰在庫のリスクも抱えていました。
こうした複合的な課題を解決するには、発注業務と物流の両面から仕組みそのものを見直す必要があると考えていました。

自動発注の導入を検討し始めた背景を教えてください。
配送の非効率を改善するために、まずセンターロジ導入の検討を始めたことがきっかけでした。
センターロジ導入を進めると、店舗の発注業務も同時に見直す必要があると感じました。
発注件数が膨大で、店舗スタッフが現場に立てない状況を変えるには、自動化が不可欠でした。
こうした背景から、自動発注システムの本格検討が始まりました。
「α-発注」を選んだ決め手は何でしたか?
調査は私自身が主導し、フランス企業3社・日本企業3社の計6社と商談しました。
その中でも、「α-発注」は特に柔軟性が高いと感じました。
基幹システムの刷新計画も同時に進んでいたため、将来的に追加コストが膨らむような仕組みは避けたいと考えていました。
「α-発注」は、将来を見据えた運用コストについても納得感があり、この点が大きな安心材料になりました。
また、担当者とのコミュニケーションも丁寧で、できる限り寄り添ってくれる姿勢を強く感じられたことも決め手になりました。
導入はどのように進められましたか?
まずは、「α-発注」についてではなく、「自動発注とは何か」という概念から丁寧に説明するところから始めました。
店舗スタッフ、本社バイヤーの両方に、自動発注の価値を理解してもらうことを重視しました。
当初、経験豊富な担当者の中には「自分のほうが正確に発注できるのでは」という声もありました。しかし、実際に運用を進める中で理解が深まり、今ではAIの精度を高めるための条件設定に注力しています。
また、日本語UIである点は、ブラウザ翻訳を使うことで大きな問題にはなりませんでした。導入してみると、言語面での不安はほとんど解消されました。

「α-発注」導入後、どのような成果が得られましたか?
センターロジ運用と自動発注を組み合わせることで、年間の発注件数が18%減少しました。
今後、センターロジ対象SKUが増えていけば、さらなる削減も見込めると考えています。
発注工数が大幅に減り、店舗スタッフが接客や売り場づくりに時間を割けるようになりました。サービス品質の向上にもつながっていると感じています。
新任スタッフでも一定の発注精度が担保できるため、属人性も大きく減り、発注漏れはゼロになりました。
過剰在庫については、人が手作業で発注していたときと比較して、確実に改善が進んでいます。
現場が余計な判断や入力作業に追われることなく、店舗価値を高める核心業務に集中できる体制づくりが進んでいます。
今後、どのような取り組みを進めていく予定ですか?
今後は、センターロジ対象SKUをさらに拡大し、仕入れコストの最適化や物流効率化をさらに進めていきます。
これに伴い、自動発注の対象SKUも増え、発注業務の負荷は継続して軽減される見込みです。
スタッフが接客やサービス向上に集中できるような店舗運営を、より強固にしていきたいと考えています。
システムに任せられる部分はシステムに任せ、人にしかできない価値提供に時間を割く。
それが私たちの目指す姿です。
